今回は、「父が家に帰宅しなくなったので調査してほしい」の浮気調査事例をご紹介します。

依頼者:娘様、奥様（M様親子32歳、54歳）　対象者:旦那様

調査場所:岐阜県本巣市

依頼内容

最初の相談電話は、なんと東京からかかりました。

現在東京に住んでいる娘様が言うには、実家の父が最近自宅に帰宅しなくなったということです。

母親である奥様にも浮気調査を依頼した方がいいと勧めたものの、なかなか行動に移さないことから娘様から岐阜県内で浮気調査を行っている弊社に電話をかけたということでした。

後日、弊社事務所に娘様と奥様が二人そろってご来社しました。

旦那様はここ1年ほど、帰宅することが極端に少なくなったそうで、自宅にいるのは1年の半分ほど、半分程度はどこかに泊まって帰ってこないということです。

奥様が旦那様に問い詰めると、仕事が忙しくなり、なかなか帰る事が出来ないため、事務所で寝たり車中泊をしていると言っていますが、これまでの夫婦生活から、仕事が忙しくなるとしてもここまで帰ってこれないのはさすがにおかしいのだと奥様は言います。

しかも、自宅に半分ほど帰ってると言っても、ほとんどの場合奥様が在宅していない時間帯にこっそり帰宅し、衣服を着替えたり必要なものを取りに来て、すぐに出かけてしまうようで、顔を合わす事さえ少ないといいます。

調査内容

旦那様は勤務先の事務所には出入りしているようですが、特殊な自営業であることから、奥様から詳しく普段の行動パターンを聞き込み調査に備えました。

旦那様は奥様が外出する14時から15時頃にこっそり帰宅し、荷物を取りに来ているとのことで、まずは旦那様が自宅に帰るであろう日時をある程度絞り込み、旦那様の行動を一通り調べる事にしました。

調査結果

調査を開始して1日目、早速旦那様が自宅へ帰宅しました。

奥様の助言通り、14時頃に旦那様が帰宅。その後、30分ほど自宅に滞在し、車に乗って出発しました。

追跡がバレないように慎重に追跡しましたが、岐阜県内でもかなり大きい道路を走っており、交通量があるので、比較的尾行自体は楽なものでした。

しばらくして岐阜県のはずれにある、田んぼだらけの中にポツンとあるような賃貸アパートに車が到着しました。

アパートに旦那様が入る瞬間を掴む事が出来なかったため、しばらく張り込みを続けていると、アパートから女性と一緒に旦那様が出てきて、車に乗り込みました。

その日は、コンビニで買い出しをした後、ラブホテルへと入っていきました。

数日間調査を進めていると、なんとその女性は旦那様の車で一緒に会社へ出勤、一緒に自宅へ帰宅。

旦那様の経営している会社の従業員であり、現在は一緒に暮らしている事が分かりました。

女性の写真は旦那様との出勤時に鮮明に撮る事が出来たので、奥様に従業員の女性であるかどうか確認していただきました。

奥様は旦那様の従業員の名簿も確認できていましたので、女性の身元調査は省く事が出来ました。

不貞行為としても十分な証拠が手に入りましたので、以上で全ての調査を終了いたしました。

まとめ

調査報告書を奥様と娘様に提出いたしました。

奥様は、浮気相手が従業員の女性の可能性が高いと事前に感づいていたようで、写真や映像を見ても特段驚く事はありませんでした。

実は、娘様の旦那様が弁護士をされているようでしたので、弊社提携弁護士の紹介は必要ないだろうと、後の事をお任せしようとしていたところ、旦那様の勤務先が東京であることや、親戚の離婚騒動には関わりたくない。その他事情があるようで、今後も弊社が相談などを担当することになりました。

奥様はいつかは離婚の意思があるものの、現在旦那様のお母様のお世話を奥様がされており、離婚してしまうと変わりにお世話をする人がいなくなってしまうことや、娘様が妊娠していること、奥様の息子様もまだ結婚しておらず、あまり離婚を急ぎたくないということなので、現在まで定期的に奥様からは相談を受けつつ、必要になればいつでも離婚が出来るように準備を進めてあります。

調査前は不安で苦しんでいた様子の奥様ですが、今は相談相手がいることや、旦那様に対する一つの手札として十分な証拠を持っていることから、少し心の余裕が出来てきたということでした。