今、「年収103万円の壁」の撤廃について、活発な議論が交わされています。
年収103万円までは所得税がかからないことから、主婦などを中心に年収103万円を超えないように働く人も多くいることが問題となっているのです。
しかし、単に最低ラインを引き上げるだけでは、またその最低ライン以内で働くように調整されるだけで、結局はイタチごっこになってしまうのではないでしょうか。
さて今回は、夫が浮気後の誓約を破った場合に妻が今すぐやるべきことは何かといったテーマでお話ししていきます。
夫が浮気した際に誓約書を書かせても、必ずしも守られるとは限りません。
ここでは、万が一夫が裏切ったら何をすべきか、深堀していきましょう。
1.夫が浮気の誓約を破った!まず確認すべきこと・考えることは?
はじめに、夫が浮気の誓約を破った場合に、まず確認すべきことや考えるべきことについて見ていきます。
事実確認を冷静に行うことが、適切な対処につながるのです。
その1:どんな点で誓約を破った?
まずは、どんな点で誓約を破ったのか確認しましょう。
浮気後の誓約を破ったといっても、さまざまなパターンがあるものです。
たとえば、女性がいる飲み会には参加しないことを約束していたのに、いざ出席したら女性がいたといったケースの場合は、情状酌量の余地があります。
しかし、夫から女性を誘った、一夜を共にしたといった場合は、自ら誓約を破ったことは明らかであり、追及すべきといえるでしょう。
その2:本人は反省している?
浮気後の誓約を破ったことについて、本人が反省しているかどうかも、大きなポイントになります。
一時的な気の迷いで破ってしまったものの、今は十分に反省している場合もあるでしょう。
しかし、誓約を破ったことについてまったく反省の色が見えないこともあります。
本人が反省していないのなら、こちらも強い態度で出ることが必要です。
その3:現在も浮気は続いている?いない?
現在も夫の浮気が続いているのか、それとももう終わっているのか、確認しましょう。
突発的な浮気であれば、継続性がないため、すでに女性の影が見えないものです。
しかし、現在も続いている場合は、何かしら女性の影がちらつくことでしょう。
もしも、現在も続いているのなら、きちんと客観的な証拠を押さえてしかるべき対処を行うべきといえます。
その4:妻として自分はどうしたい?
妻として、自分はどうしたいのかじっくり考えてみてください。
浮気後の誓約を破ったということは、妻である自分を相当軽んじていることになるからです。
1回目は浮気を水に流すことができても、2回目となると話が違います。
夫婦としての信頼関係に大きなひびが入った今、一緒にいるのが正解なのか、それとも別れるほうがよいのか、よく考えて結論を出しましょう。
2.夫が浮気後の誓約を破った!今後の対処法や主な流れ!
夫が浮気後の誓約を破ったら、きちんと罰則を与えると共に、しかるべき対処をしていくべきでしょう。
ここでは、その主な方法や流れについて詳しく見ていきます。
その1:現在も浮気が継続中なら浮気・不倫調査を行う
もしも、現在も夫の浮気が継続中なら、信頼できる探偵事務所に浮気・不倫調査を依頼しましょう。
浮気・不倫調査で客観的な証拠とつかむことで、夫に言い訳する余地を与えず、今後の話し合いを有利に進めることができます。
また、浮気相手に対しても慰謝料請求を行うための根拠になります。
さらに、浮気・不倫問題に強い弁護士を紹介してもらえるのもメリットです。
その2:夫に罰則を与える
誓約を破った夫については、規定の罰則を与えましょう。
たとえば、浮気をしたら罰金50万円を妻に支払うとなっていた場合は、きちんと支払ってもらうことが大切です。
このとき、「形だけのことで、自分は納得していないから支払わない」と夫が主張するケースもあります。
しかし、浮気の誓約書を公正証書にしている場合、夫の言い分は通用しないので、強い態度で請求しましょう。
その3:夫婦の今後について話し合う
夫婦の今後について、話し合ってみてください。
浮気後の誓約書を作成したのにもかかわらず、再度裏切ったということは、夫には浮気癖があるといえます。
今後も、浮気を繰り返す可能性が高いと判断できることから、ここが夫婦関係を続けるかどうか判断する正念場といえるでしょう。
夫婦関係を継続するのに値する理由がない限りは、離婚して別々の道を歩んだほうがよいことも多くあります。
その4:浮気相手に慰謝料請求を行う
浮気相手に対しては、慰謝料請求を行いましょう。
浮気は民法における不貞行為・不法行為であり、慰謝料請求の正当な理由になりますから、堂々と請求してください。
請求方法は、話し合いの場で口頭で伝える、内容証明郵便を送付する、慰謝料請求訴訟を起こすの3つがあります。
いずれの場合も、浮気・不倫問題に強い弁護士に相談して進めることがおすすめです。
まとめ
今回は、夫が浮気の誓約を破った場合に妻が今すぐやるべきことは何かといったテーマでいろいろとお話ししてきました。
1回目は浮気を許すことができても、再度浮気されたとなれば、妻としてこのまま見過ごすわけにはいかないでしょう。
ここは、事実確認をきちんと行い、誓約書に記載しておいた罰則を与えると共に、今後の夫婦のあり方についてもよく考え直すべきといえます。
また、夫がまだ浮気中であることが濃厚なら、今すぐ信頼できる探偵事務所へ浮気・不倫調査を依頼して、客観的な証拠を押さえるとよいでしょう。
私どもでも岐阜県内にて数多くの浮気・不倫調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。