今回は、「浮気相手といかがわしいメールのやり取りをする旦那様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:奥様(H様32歳) 対象者:旦那様
調査場所:岐阜県高山市
依頼内容
今回の依頼者はH様32歳です。ご自身は近所のスーパーへパート勤務をしており、旦那様は会社員として工場勤務をしているそうです。
現在結婚して8年目、現在小学生低学年の娘さんと幼稚園児の息子さんと4人で暮らしているそうです。
結婚当初は夫婦間の関係も良好で、娘さんが生まれた時は積極的に育児に協力してくれていたのだそうです。
しかし、2人目が生まれてしばらくすると、旦那様は仕事で疲れていると言い、育児や家事の協力をしてくれなくなり、夫婦喧嘩になることも少なくなかったのだそうです。
とは言え、旦那様は自宅に帰って家で寝ているだけで、夫婦関係は決してよくなかったものの、浮気を疑う要素はなかったそうです。
しかし、最近になり旦那様の仕事の帰りが遅くなってきたそうです。
仕事終わりに飲み会が頻繁にあるとのことですが、放置しているとどんどん頻度が増え、しまいには自宅に帰ってこないことすらあったので、不審に思って旦那様の携帯電話を確認してみたところ、特定の女性とのメールのやり取りをしている事がわかったのだそうです。
しかも、会話の大半はいかがわしい内容、どう見ても普通の友人や会社の同僚とのやり取りではありませんでした。
奥様は旦那様の浮気を確信し、浮気調査を行う事にしたのだといいます。
調査内容
奥様に旦那様の仕事のスケジュールや浮気をしている可能性の高い日時などを確認しました。
旦那様の仕事柄、不規則な時間帯で勤務をされているのだそうです。
なので、いくつかのパターンの勤務日をそれぞれ調査してみることになりました。
今回の依頼の目的としては、
・旦那様が浮気をしているかどうか確認したい。
・浮気をしていた場合、浮気の証拠を掴みたい。
・浮気相手がどんな人物か確認したい。
・旦那様と離婚し、慰謝料請求を行いたい。
の4点となります。
奥様としては、旦那様は以前から家事や育児に協力的でないことなどから、今回の調査で離婚が発覚した場合、旦那様とは離婚をしたいとのことです。
しかし、現在パート勤務であり、収入面に不安があることなどから、財産分与や養育費、慰謝料請求など、出来る限り好条件での離婚を行いたいということでした。
なので、今回は言い逃れの出来ない決定的な証拠をしっかり押さえる事を目的に調査を進めていきます。
旦那様は普段会社への出勤時、車を使用しているとのことなので、旦那様が使用している車の車種やナンバー、カラーなどの情報をいただき、当日の調査に備えます。
まずは旦那様の勤務時間後の調査を行いました。
調査結果
調査初日は、旦那様は夜間から早朝にかけての夜番の日でしたので、旦那様の仕事が終わる早朝から調査を行います。
旦那様の勤務先である工場周辺に調査員を配置、旦那様の退社を待ちます。
定時頃になって、旦那様が勤務先から出てきて、数十メートル離れた場所にある駐車場で自分の車に乗り込み発進しました。歩いている時もしきりに携帯を気にしている様子でした。
車を発進させると、会社から少し離れた場所にあるコンビニに到着、コンビニで朝食を購入した後、旦那様は車内で食事を取りながら、携帯電話で1時間ほど誰かと通話をしている様子でした。
しかし、その日は女性との接触はなく、しばらくすると車を発進させ、自宅に帰宅しました。
その後、2日間の調査でも旦那様は女性と接触することはありませんでした。
一度奥様と話し合い、調査のタイミングを検討しました。
その後、旦那様の仕事が休みの日、午後に旦那様は「実家に行ってくる」とのことだったので、尾行調査を行うこととなりました。
旦那様は実家には向かわず、市内にあるショッピングモールの立体駐車場の隅へ車を停車しました。
しばらくすると女性の運転する軽自動車が旦那様の車の隣に停車、旦那様は女性の車に乗り込み、ショッピングモールを後にしました。
女性の車両はそのままラブホテルへと直行しました。
旦那様と女性はラブホテルで5時間ほど滞在、その後はラブホテルを出て、ショッピングモール駐車場で女性と別れ、旦那様は車で実家に向かいます。
旦那様は1時間ほど実家で過ごし、夜間に自宅へと帰宅しました。
その後の調査でも休日は旦那様は女性は接触しており、ラブホテルの出入りが確認できました。
女性の自宅や勤務先を調べたところ、女性の自宅は旦那様の勤務先の近くであり、旦那様の勤務している工場へと出勤していったことから、旦那様の同僚であることが発覚しました。
以上で全ての調査を終了しました。
まとめ
奥様に調査報告書を提出しました。
また、事前の申告通り、旦那様とは離婚したいとのことで、旦那様と浮気相手の女性それぞれへの慰謝料請求1人あたり150万円、合計300万円が成立したほか、親権や財産分与、養育費などでも有利な条件での離婚が成立したとのことででした。